【Amazon転売】 99%が失敗!?初心者が最初に知るべきこと


あなたは今、物販ビジネスを始めようとAmazon転売に興味をもったものの、何から手をつけていいのかわからず、下手にやってお金を失うかもしれないと不安になっているのではないでしょうか?

 

または、メルカリやヤフオクなどで少し利益が出ているものの、作業量が多く、もっと効率的に物販ができないものかと、Amazon転売を考えているのではないでしょうか?

今は副業を始める人も多く、その中でも特にAmazon転売を始める人が増えています。ライバルが多いので、競争に負けてしまうとお金を失ってしまうだけということもあります。

 

また、多少は利益が出たとしても、作業量が多く、働いた時間を計算してみると時給300円以下ということもザラにあります。

 

しかし、こういった失敗は物販のやり方を知らないから起きるのです。物販は始めるだけなら誰にでもできるかんたんなビジネスです。そのため、何も勉強せずに、ノウハウもなく適当にやっている人がほとんどです。

 

適当に何となくやっている人がほとんどだからこそ、正しいノウハウを知ることで大きく差をつけることができます。

 

この記事では、Amazon転売の始め方、おすすめの商品ジャンル、転売のコツについて解説しています。ぜひ、参考にしてください。

 

 

 

 

目次

Amazon転売とは?

 

 

Amazon転売とは、その名の通り仕入れた商品をAmazonで販売し利益を得る方法です。

 

Amazonは楽天市場やメルカリなどの他の販売プラットフォームに比べて、優れた点が多く、稼ぎやすいサイトです。そのため現在では「海外や国内のお店から仕入れてAmazonで売る」スタイルが転売の主流になっています。

 

物販を本業にしている人の多くがこのAmazon転売です。

 

Amazon転売には以下の方法があります。

 

 

 

 

輸入して転売

 

 

中国や他の国では、様々な商品を安く仕入れることができます。そういった物価の安い国から商品を仕入れてAmazonで販売することで利益を出すことができます。

 

特に輸入先として人気の中国では、Tシャツやサンダルが200円~、という価格で売られていることも珍しくありません。もちろん雑貨やおもちゃなども日本では考えられないほど安く販売されています。

 

国内の仕入れと違って仕入れのライバルが少なく、仕入れた商品がヒットすれば莫大な利益を出すことも可能です。

 

輸入と言うと難しく感じるかもしれませんが、現在では輸入代行業者も多く、日本語しかできなくても比較的かんたんに輸入ビジネスを始めることも可能です。

 

 

 

 

国内の実店舗から仕入れて転売

 

 

ドン・キホーテやブックオフ、ヤマダ電機など、国内の実店舗を回って商品を仕入れるのもAmazon転売ではよくある方法です。

 

実際に商品を見て回りリサーチしたり、ワゴンセールや閉店セールなどを狙ったり、時には店員さんと交渉しながらAmazon価格との価格差がある商品を探して仕入れます。

 

実店舗仕入れは商品を自分の目で確認できる事と、ネット仕入れに比べてライバルが少ないという2つの大きなメリットがあります。

 

特に中古転売の場合、細かいコンディションが確認できるのは大きなメリットです。

 

一方で、車が必要だったり、休日のほとんどが仕入れでつぶれてしまうなどのデメリットがあります。

 

 

 

 

ネットショップやフリマサイトから仕入れて転売

 

 

インターネットを使って商品を仕入れて、Amazonで販売します。電脳せどりと呼ばれることもあります。

 

商品を安く売っているのはAmazonだけではありません。楽天市場にYahoo!ショッピング、ヤマダウェブコムといった通販サイトから、メルカリにラクマ、オタマートなどなど・・・ネットでは無数に商品の仕入れ場所があります。

 

しかも日本全国24時間注文可能なので、住んでいる地域も、時間的な制約もありません。

 

昼間働いている会社員が副業でAmazon転売の仕入れをする場合、ネット仕入れなら店舗に行ったり、時間的な制約がないのは大きなメリットです。

 

なお、Amazonで仕入れてAmazonで売るのは規約違反になりますので注意してください。

 

 

 

 

Amazon転売の流れ

 

次に転売の流れを見ていきましょう。

 

 

 

 

販売用のアカウントを開設する

Amazonで販売するためにはセラーアカウントを開設しなければいけません。

 

セラーアカウントとは、普段私たちが買い物で使っているアカウントとは別の「販売用のアカウント」の事です。

 

アマゾンのトップページの一番下の「Amazonで売る」をクリックして後は指示に従っていけば開設することができます。

 

↓Amazonトップページ

https://www.amazon.co.jp/

 

「Amazonで売る」をクリックすれば、販売用アカウント開設のための登録ができます。

 

 

 

 

売れると分かっている商品を仕入れる

セラーアカウントが開設できたら、次はいよいよ仕入れです。

 

仕入れで意識してほしいのは「売れるものを売る」ということです。「売りたいものを売る」というのは、よっぽどセンスがない限りは難しいです。

 

世の中で売れている商品はどんなものなのか?それを知ることが最も大切なことです。

 

売れている商品の探し方はリサーチ方法としてまとめた記事があります。ぜひこちらも参考にしてください。

 

【中国輸入リサーチ】使える全65のやり方を一覧表にして解説!

 

仕入れる商品や仕入れ方法は、自分のライフスタイルや資金により変わります。自分に合う仕入れ方法を探してみましょう。

 

初心者へのおすすめはインターネットを使った仕入れです。仕事終わりや寝る前のちょっとした時間など、空いた時間を使っていつでもどこでもリサーチできます。

 

正しい方法でリサーチすれば、Amazonへ転売して利益の取れる商品はいくらでも見つかります。

 

もちろんネット仕入れにこだわらず、実店舗を見て回ってもOKです。実店舗ではネットでは見つからないような思わぬ掘り出し物が見つかるときがあります。

 

 

 

 

Amazonに出品して販売

商品を仕入れたらAmazonに出品します。

 

価格は他の出品者がいればその価格を参考に、いなければ類似商品の価格を参考にしましょう。

 

出品すればあとは売れるのを待ち、商品が売れたらお客さんへ商品を配送します。

 

商品の梱包や配送が面倒な方は、後で紹介するFBAというサービスを利用すると、作業のほとんどをAmazonに依頼することができます。

 

 

 

 

Amazon転売のメリット

Amazonを利用した転売のメリットを紹介します。

 

 

 

 

圧倒的な集客力

なんといっても圧倒的な集客力です。

 

Amazonの2018年流通総額(売上高)は1.5兆円で日本一、シェアで言えばネット通販全体の20%を占めています。

 

つまり日本でネットショッピングしている人の5人に1人はAmazonを利用しているという計算になります。

 

販売は「集客力」が一番重要です。

 

たとえば実際のお店でも銀座の一等地に出店するのと離島に出店するのでは来客数も売り上げも全く違います。

 

実際に銀座の一等地に出店するためには莫大な資金が必要ですが、Amazonなら月額4900円(税抜)でネットの一等地にお店を構えることができます。かなりの低リスクで商売を始めることができるのです。

 

 

 

 

FBAサービス

 

Amazon最強のサービスがこのFBAです。

 

FBAとは「フルフィルメントBy Amazon」の略で、簡単に言えばAmazonが私たちの商品を預かり、保管・梱包・発送までを代行してくれる物流サービスです。

 

このサービスを利用すると、仕入れた商品をFBAの倉庫に送るだけで、後はすべての作業をFBAが代行してくれます。

 

つまり「ほぼ何もしなくていい」「すべてお任せ」です。

 

もちろん代わりにやってくれる分、作業や保管の手数料はかかります。ですが、それ以上に梱包や発送といった直接利益を生まない作業を削減できるので、その空いた時間を仕入れに使い、より大きな利益を得ることができます。

 

また、アマゾンの物流スピードはとんでもなく速いので、夜中に入った注文を翌日配達ということもあり、お客さんに喜ばれることも多いです。

 

Amazon転売をするなら、絶対に利用したいサービスです。

 

 

 

 

出店がかんたん

Amazon出店は基本的に無料で、しかもかんたんです。

 

楽天市場は出店審査があり、出店料が高く、初心者がいきなり始めるにはハードルが高いです。Yahoo!ショッピングは出店料は無料ですが、出店審査がありますので、誰でもかんたんに始められるわけではありません。

 

ですがAmazonはセラーアカウント取得だけですぐに出店が可能です。

 

 

 

 

お客さんとのやりとり不要

Amazonは商品の販売から発送、受け取り、代金回収までがすべてシステム化されています。

 

そのため、メルカリなどのフリマアプリのようにお客さんとのメッセージのやり取りは必要ありません。ですので、副業にも適しています。

 

また、本業として本格的にやるにしても、お客さんとのやりとりが忙しすぎて手一杯ということにもなりません。

 

 

 

 

Amazon転売のデメリット

一方、Amazon転売にはデメリットもあります。

 

 

 

納品ルールを覚えなければいけない

AmazonFBAは大変便利なサービスですが、FBA運用にはいくつかのルールや決まり事、規約があり、これらを守らないと商品を受け付けてもらえません。

 

仕入れた商品を適当に箱に詰めて配送業者の送り状書いてFBA倉庫に発送、というわけにはいきません。

 

慣れるまではこのFBAへの納品ルールを意識するのが面倒です。

 

とはいえ、Amazon転売をするうえで避けては通れません。慣れてしまえば大したことはないので、心配はいりません。

 

 

 

 

誰でも参入できるので値下げ合戦になる

 

 

誰でも手軽に出店できるのはAmazonの良い所ですが、それがデメリットになる場合があります。

 

あなたがAmazon転売を始めようと思ったタイミングで、同じことを考えている人が大勢います。そしてそのライバルたちも全国各地から仕入れを行い、商品を販売します。

 

すると、同じ商品を売っている人であふれてしまいます。

 

たとえばドン・キホーテで格安商品を見つけ、利益も取れると思って大量に仕入れて販売を開始したと同時に、全国各地でライバルが同じことをしたらどうなるでしょうか。

 

Amazonにその商品が大量に販売されます。すると、商品を売るために一部の販売者が値下げし、それに合わせて他の人も値下げを始め…の繰り返しになります。そうなると激安でないと売れなくなってしまいます。

 

こうなると全員が大赤字、共倒れです。

 

このような「競合リスク」はAmazonにおいて常に想定しておくべきリスクです。

 

値下げ合戦から逃れるには、少し仕入れにくい商品を選ぶ、何か付加価値をつけるなどの工夫が必要です。

 

 

 

 

Amazonに依存したビジネスになる

Amazon転売はAmazonに依存したビジネスです。

 

Amazonの力を借りてビジネスをしているので、利益を上げれば上げるほどAmazonに生活や収入のすべてを握られることになります。

 

順調に行っているときはそれでもいいでしょう。

 

ですが、万が一軌道に乗っているときに急にAmazonが潰れたら?

 

Amazonからいきなりアカウントを凍結されたら?

 

アマゾンの規約がいきなり変わって転売が禁止されたら?

 

明日から無収入です。

 

たとえば毎月Amazonで数十万円の利益があったのに、Amazonの都合一つで明日、それどころか1分後には無くなるということがありえます。

 

Amazonに依存するとAmazonなしでは生活が成り立たなくなります。

 

さすがにAmazonが潰れることは考えにくいですが、個人のアカウントは意外とかんたんに凍結されます。

 

凍結の理由は知らず知らずのうちに規約に違反していたりすることもありますし、中には理由が分からず突然凍結させられる人もいます。

 

できればある程度軌道に乗った時点でAmazon以外の販売先を用意したり、自分のネットショップを構築するなどAmazonに頼らないビジネスの基盤も考えておくようにしましょう。

 

 

 

 

販売手数料が高い

 

 

Amazonに出店場所を提供してもらっているかわりに、商品が売れたらAmazonに手数料を支払うことになります。

 

手数料は商品によって変わりますが、大体8~15%です。

 

15%の場合、10,000円の商品を販売したら1,500円もの金額を手数料としてAmazonに取られてしまいます。

 

月に100万円売り上げたら15万円もの手数料を支払うわけです。

 

Amazonの集客力を借りて商売をしているわけですし、ある意味当然ですがそれでも手痛い出費です。

 

 

 

 

お店の個性を出しにくい

Amazonのサイトデザインは他の販売者と差別化が図りにくいデザインになっています。

 

↓の画像を見てください。Amazonで「靴」を検索した画面です。とてもシンプルなページです。

 

 

 

それに対して、↓の画像のように楽天はもう少し華やかです。

 

 

ヤフーショッピングもお店ごとに個性が出たページです。

 

 

Amazonにはページ作成にもルールがあり、かなりシンプルな画像を用意しなければなりません。どのページも大体似たような感じなので、お店の個性を出しにくくなっています。

 

そのため、お客さんの中には「すべての商品をAmazonから買っていると思っていた」という人もいるくらいです。

 

楽天市場やYahoo!ショッピングは、各販売者で自由に商品やページデザインをカスタムでき、お店の個性を出しやすくなっています。

 

また、メルマガなどの発行も可能で、それによって、リピーター確保が可能になりますがAmazonではできません。

 

Amazonは独自の工夫がやりにくいので、他の販売者と差をつけるには安売りするしかないと判断する人が多く、値下げ合戦になりやすいです。

 

 

 

 

おすすめツール

Amazon転売をするなら様々な「サイト」や「ツール」を利用しましょう。

 

Amazon用のツールを利用することで効率よく商品を仕入れたり、販売することができます。

 

ツールには無料のものや有料のもの、便利なものから役に立たないものまでさまざまです。

 

ここではAmazon転売の際に使うべき便利なサイトやツールをいくつか紹介します。

 

 

 

 

モノレート

 

Amazon転売をするうえで絶対に欠かせないのがこのモノレートです。

 

モノレートはAmazonで販売されている全商品の相場や価格、売れ行きなどの情報をリサーチできるサイトです。

 

・Amazonでいくらで売れているか(価格相場)
・どのくらい出品されているか(ライバル数)
・月にどれだけ売れているのか(販売数)

 

商品を仕入れる際は、このモノレートで商品の情報を確認し、確実に売れる、利益が出ると確信してから仕入れるのが基本です。

 

Amazon転売には必須のサイトです。

 

モノレートはコチラ ↓

https://mnrate.com/

 

 

 

 

 

FBA料金シミュレーター

 

FBA料金シミュレーターは商品の粗利やFBAに送った時の手数料計算がかんたんにできるサイトです。

 

手数料計算は初心者にはかなり複雑で難しい計算です。

 

・FBAの手数料はいくらなのか知りたい
・結局いくらで売れば利益が出るのか知りたい

 

そんな時にこのFBA料金シミュレーターがあれば商品価格などを入れるだけで、すぐに計算ができます。

 

FBA料金シミュレータはコチラ ↓

https://sellercentral.amazon.co.jp/hz/fba/profitabilitycalculator/index?lang=ja_JP

 

 

 

フリマウォッチ

 

フリマウォッチはその名の通り、フリマアプリの商品を監視してくれるツールです。

 

特定の商品名を登録しておき、その商品がメルカリやラクマ、オタマートなどのフリマアプリで出品されると通知してくれます。

 

たとえばAmazonで売り切れの大人気商品を登録しておいて、メルカリやラクマ、オタマートなどで出品されたらすぐに購入してそれをAmazonで転売すればかんたんに稼ぐことができます。

 

フリマウォッチ スマホ版はコチラ ↓

https://www.furimawatch.net/

フリマウォッチ PC版はコチラ ↓

https://www.furimawatch.net/tool/

 

 

 

 

Amazon転売のコツ

 

 

Amazon転売にはたくさんのコツやポイントがあります。その中でも最初に覚えておいてほしいコツを解説します。

 

 

 

 

仕入れが肝心

Amazon転売に限りませんが、物販は仕入れが最重要です。1円でも安く、誰よりも早く、誰も扱っていない物を仕入れられるかどうかが成功のカギになります。

 

そのため、転売をしている方は、常に新しい商品や新しい仕入れ先の情報をリサーチしています。

 

転売で安定した利益を確保したいなら、仕入れの情報収集に力を入れましょう。

 

 

 

 

仕組み化しよう

転売は世間一般で思われているような「商品を出品したら後はのんびり待っていればお金が入ってくる」ではありません。

 

特に一人でやっていると完全に時間労働で、「働いた時間=利益」になります。

 

・商品を仕入れる
・荷物を受け取る
・出品する
・売れた商品を確認する
・梱包する
・発送手続き
・入金確認
・帳簿付け

 

主な作業だけでもこれだけあり、ある程度の規模になってくると時間が全く足りなくなります。

 

そうなると利益が頭打ちになり、伸びなくなります。また、予想以上に忙しく、モチベーションが下がります。

 

そこで作業を「仕組み化」して、効率よくビジネスを回す必要が出てきます。

 

・「FBA倉庫への納品」
・「商品ページ作成の外注」
・「有料ツール導入」

 

このように仕組み化には色々と方法がありますが、すべての仕組み化の考え方は同じです。

 

「お金で時間を買う」のです。

 

たしかに仕組み化をするとお金がかかりますが、それと引き換えに直接利益を生まない作業のすべてを任せることができ、貴重な時間を生み出すことができます。

 

その時間で直接利益を生む仕入れを行い、経費以上のさらなる利益を生む。これが仕組み化の考え方です。

 

ある程度稼げるようになったら人に任せることを覚えましょう。

 

 

 

 

消耗品を中心に扱ってリピートを狙う

 

 

Amazon転売で、扱っておきたい商品が「消耗品」です。

 

消耗品とは、日用品や化粧品といった「日常使用し、減っていくもの」のことを指します。

 

消耗品を扱うことで、転売の悩みの一つ「収益のばらつき」をなくすことができます。なぜなら消耗品は「絶対に減って、絶対に定期的に買うもの」だからです。

 

つまり「買う→使う→減る→買う」というループでお客さんが絶えることなく商品が安定して売れます。

 

1個1個の単価は低いですが、たくさんの人が定期的に購入するので利益的には悪くありません。

 

 

 

 

ネットの卸仕入れ、海外輸入、メーカー取引

 

 

物販をやるなら少しずつ取り組んでもらいたいのが卸仕入れや海外輸入です。

 

実店舗から仕入れるだけの「せどり」では限界があります。手軽で初心者が物販を始めるには良いのですが、小遣い稼ぎどまりです。

 

近年ネットや書籍により誰でもノウハウを知ることができます。ライバルも増えましたし、副業解禁の動きとともに、これからも転売をする人が増えることは間違いありません。

 

また、実店舗からの転売に対しては年々規制が強化されています。

 

家電量販店の中にはすでに転売対策や転売禁止ルールを掲示している店舗もあります。今後、実店舗からの仕入れはますます難しくなります。

 

転売でビジネスを長く続けるなら、実店舗からの仕入れはいつか卒業しなければいけません。

 

転売にある程度慣れてきたら少しずつ、卸仕入れや海外輸入にチャレンジしていきましょう。

 

 

 

 

スタッフを雇う

重要な仕組み化の一つに「外注化」があります。外注化とは作業スタッフを雇うことです。

 

一人でできる作業量には限界があります。どう頑張っても1日は24時間しかなく、体力的なことを考えると働けるのは1日8~12時間が限界でしょう。副業なら1~2時間といったところでしょう。

 

いくら仕入れを増やして収入を増やそうとしても、この作業量・作業時間の限界が訪れます。

 

そこで外注化、つまり人を雇うのです。1人では1日12時間しかできなかった作業も、10人スタッフがいれば単純計算で120時間作業することができます。

 

さすがに10人も一気に雇うのは大変ですが、1人雇うだけでも作業できる量は自分を入れて2倍になります。

 

たしかにスタッフに支払う給料など多少お金は掛かりますが、それ以上に仕入れて利益を出せばいいだけです。

 

転売が順調に行って、作業量が増えてきたら雇用を考えましょう。

 

クリスマスや年末商戦などの作業量が大幅に増える時期だけ雇うというのも一つの手です。

 

スタッフを探すなら、クラウドワークスやランサーズが人も多く、見つけやすいです。

 

クラウドワークス ↓

https://crowdworks.jp/

ランサーズ ↓

https://www.lancers.jp/

 

 

 

 

儲かる商品ジャンルを紹介

Amazonで特に人気で利益の出しやすい商品を紹介します。

 

 

 

 

化粧品

 

 

Amazonに限らず、化粧品などのコスメ類は非常に人気があります。

 

単価が比較的高いうえに、生活必需品で消耗も早くリピート率も高い、さらに商品自体も小さいという転売に適した商品です。

 

ドラッグストアや他のサイトで価格差も取りやすいので、確実に扱っておきたいジャンルの一つです。

 

 

 

 

家電系

 

 

家電も転売に適した商品ジャンルです。

 

単価が高く、サイトや実店舗でセールも頻繁に行われているので、Amazonとの価格差が出やすいジャンルです。

 

ただし比較的大型の商品が多いので、送料のことも考えないと、赤字になってしまうこともあります。なるべく小型の家電を狙うようにしましょう。

 

 

 

 

CD・DVD

 

 

CD/DVDは昔から安定して稼げるジャンルです。

 

特に限定盤はプレミアがつきやすく音楽に詳しい方ならしっかり稼げるでしょう。ブックオフや中古CD屋にはお宝が眠っていることもよくあります。

 

ただし、基本的には薄利多売のジャンルなので、コツコツ作業ができる方向きです。

 

 

 

 

ペット用品

 

 

近年ではペットを昔以上に家族として大事にする家庭が増え、高級フードやブランド物のペット用洋服が飛ぶように売れています。

 

これらの商品は海外輸入で安く仕入れやすい商品でもあり、さらにうまく自社ブランド化できれば長期にわたって莫大な利益を得られる可能性があります。

 

 

 

 

おもちゃ・ゲーム系

 

 

おもちゃやゲームはいつの時代も安定して需要のあるジャンルです。

 

プレミアがつきやすく、出すとすぐに売れる、新品も中古も稼げるとメリットだらけです。ゲームソフトだけでなく、コントローラーなど周辺機器もよく売れています。

 

ヤフオクやメルカリで安く仕入れて、Amazon転売で生活している方もたくさんいます。

 

唯一のデメリットはライバルの多さです。

 

 

 

 

Amazon転売は違法か?

転売、と聞くとなにか違法なビジネスをしているかのようなイメージを持つ方もいます。ですが転売は法律、ルールを守って行えば違法ではありません。

 

ここでは転売と法律の関係について解説します。

 

 

 

 

転売自体は違法ではない

まず、転売そのものは違法ではありません。

 

転売と言っても、やっていることはドン・キホーテやヤマダ電機などのお店と同じです。

 

「仕入れて売っているだけ」です。これが違法になるなら世の中、お店を経営している方全員が逮捕されてしまいます。

 

法律・ルールを守って正しく行えばまったく心配はいりません。

 

 

 

 

違法になる場合

せどり、転売自体は違法ではありません。ですが、「販売の法律・ルール」を守らないと違法行為になります。

 

販売に関する法律やルールは無数にありますが、以下で違法となる転売行為の例を解説します。

 

中でもうっかりやってしまいがちなものを3つ挙げましたので、これらの行為を行わないよう十分注意しましょう。

 

 

 

 

チケット転売

2019年6月14日からチケット不正転売禁止法が施行されました。

 

これは購入したコンサートチケットなどを定価以上の価格で転売することを禁じた法律です。違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金、もしくはその両方が課されます。

 

チケット転売はリスクが高いので絶対に扱ってはいけません。

 

 

 

 

偽ブランドを販売

当たり前ですが、偽ブランド品を販売してはいけません。

 

近年海外輸入が身近になったことから、海外からブランド品を模したデザインやロゴの商品を安く仕入れて販売しているケースを見かけますが、これらを輸入して販売すると商標権侵害による違法行為となります。

 

ブランド品として売っていなくても、ブランド品と見間違えるような商品の場合は違法となる可能性があります。

 

罪は非常に重く、10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金、またはその両方が課せられます。また、刑事罰だけではなく、ブランドメーカーから訴訟を起こされ、莫大な額の賠償責任を負う可能性があります。

 

偽ブランド品や、疑わしいものを扱ってはいけません。

 

 

 

 

Amazon転売の次のステップは?

 

 

最後に、Amazon転売の次のステップの話をしたいと思います。

 

Amazon転売で一生生活していくことは難しいです。

 

Amazon転売で利益を出す事をゴールとせず、先々を見据えたうえでAmazon転売にチャレンジしてください。

 

 

 

 

Amazon転売だけでは危険

Amazon転売はAmazonに100%依存するビジネスです。

 

Amazon転売に生活のすべてを頼ってしまっていると、Amazonが使えなくなったときに、路頭に迷うことになります。

 

アカウント停止や規約変更のために取り扱っている商品が販売できなくなるなどといったリスクもあります。

 

規約違反などでAmazonからアカウント停止されてしまう方は年間何十人もいますし、いつ誰がその対象になるか分かりません。

 

また、Amazonがいつ転売に対して規制を実施するかもわかりません。

 

いつこのビジネスモデルがなくなっても最低限の生活をしていけるよう、Amazon転売が軌道に乗ったら少しずつAmazonへの依存度を減らしていくようにしましょう。

 

 

 

 

転売への規制は厳しくなっている

一部の実店舗での転売対策、チケット不正転売禁止法施行からわかるように、転売に対する規制は日々厳しくなっています。

 

小売りから仕入れてAmazonで転売するというビジネスモデルもいつまで続けることができるかわかりません。

 

ひょっとしたら来年には「個人の大量購入禁止」という形で転売対策がされて、転売できなくなってしまうかもしれません。

 

いずれにしても、転売は長続きするビジネスではありません。

 

転売ではなくお店としてビジネスが継続できるように切り替えていくようにしましょう。

 

 

 

 

転売から物販ビジネスへ

 

 

Amazon転売は「ビジネスのファーストステップ」です。いずれはAmazon転売から卒業することを目指しましょう。

 

方法は色々ありますが、たとえばAmazon転売を通して資金を貯めながらビジネスの基礎や仕入れルートの確立、その過程で独自ブランドを作り、自社ECサイトで販売するというのも一つの方法です。

 

Amazonの気まぐれで生活やビジネスの土台が揺らぐような不安定な状況から抜け出し、「1つの企業として」ビジネスが成り立つようにしていきましょう。

 

 

 

 

オリジナル商品を開発

自社ブランドやオリジナル商品を作って、独占的に商品を販売できれば値下げ合戦に陥ることなく大きな利益が得られます。

 

もちろんごく一部ではありますが、たった数個のヒット商品が億を生み出すことだってあります。

 

オリジナル商品の開発と言うと大規模なビジネスのイメージがあるかもしれません。しかし、中国輸入のTシャツに自社のブランド名のロゴやタグを付けて売るだけでも立派なオリジナル商品開発です。これなら、割と少ない資金で作ることができます。

 

転売から始めて、自分が扱うのが得意なジャンルが見つかったり、売れ筋商品を見つける腕が上がってきたら、自社のブランド名をつけてオリジナル商品として販売を検討しても良いでしょう。

 

 

 

 

ヤフーショッピングや楽天市場でも販売

Amazonで転売の基礎ができたら、ヤフーショッピングや楽天市場でも販売すると、収入は一気に上がります。

 

商品によってはAmazonよりもはるかに売れる商品がたくさんあります。

 

これまでも何度か触れてきましたが、Amazonだけだと、もしアカウントが停止された場合に収入が全く無くなります。ですが、ヤフーショッピングや楽天市場にも出店していれば、収入が無くなるかもしれないという不安から解消されます。

 

ヤフーショッピングは月額使用料が無料なので、販売先としておすすめです。しかも、今一番伸びていて勢いのあるモールです。

 

楽天市場は出店料が高いのですが、その分「お買い物マラソン」や「スーパーセール」などのイベントが多く、そのたびにガンガン売れるので、実力がついてきたらぜひ挑戦してみましょう。

 

AmazonのFBAマルチチャネルというサービスを利用すると、ヤフーショッピングや楽天市場にAmazonの倉庫から発送することができます。シッピーノというツールを使うとヤフーショッピングからでも楽天市場からでも、注文が入れば自動で発送処理までやってくれます。

 

こういう便利なツールを使えば、販売先を増やしても労力はほとんど変わりません。

 

 

 

 

まとめ

Amazon転売は誰でも気軽に始められる。

維持費が比較的安いのに、圧倒的な集客力があり、楽に販売できるシステムも整っている。

転売を取り巻く環境は日々変化している。

転売自体は違法行為では全くない。

転売からスタートして売れる商品を知ったり、物を売って利益を出す流れを身につけよう。

Amazonだけに頼るのは危険。慣れてきたら販売先を増やすようにしよう。


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